「ベビーサインの効果を知りたい。実際子どもからサインはきちんと返ってくるの?」
という疑問にお答えします。
ベビーサインにはどんな効果があるの?
記事の信頼性
実際に我が子には効果がありました。サインを覚えてサインを返してくれることができました。
一番の効果はベビーサインが返ってきて子供とのコミュニケーションがスムーズになり私自信、育児が楽しくなりました。
読者さんへの前置きメッセージ
ベビーサインは赤ちゃんとママのコミュニケーション手段の一種です。
特に一歳頃までの育児は赤ちゃんもお話することができないので、ママは一番大変な時期だと思います。
赤ちゃんは泣いて訴えることしかできません。
なぜ泣いているのかわからないママも多いと思います。
そこでベビーサインを取り入れることによって、赤ちゃんとママがコミュニケーションを
取ることができればお互いのストレスは減ります。
赤ちゃんもママに自分の思いが伝わると嬉しいですし、ママもなんで泣いているのかわかれば気持ちが楽になりますよね。
ベビーサインはきっと育児を楽しくしてくれます。
それではさっそくみていきましょう。
目次
1.ベビーサインの効果とは?(メリット)
・ママが赤ちゃんの気持ちがわかる
赤ちゃん自身のストレス軽減
ベビーサインを使うことでママに気持ちが伝わり赤ちゃんのストレスが減ります。
・発語の時期が早くなる
アメリカの研究ですが、10ヶ月〜3歳までの赤ちゃんを対象にベビーサインを使わせた結果、
IQが高まり通常よりも話し言葉が発達するということが判明しています。
デメリットとしてよく言われるのは、ベビーサインを使うと発語が遅くなると言われますが、
こちらの研究では全く逆の効果が証明されております。
・健康管理や危険を守ることができる
痛いのサインがあるのでどこが痛いのか教えてくれ、子供の健康管理ができるのも魅力です。
例えば耳が痛い時は、耳の横で痛いのサインをしてくれます。
また、『熱い』『危ない』など教えておくと、ストーブや扇風機など、触ると危ないものに
ほとんど触ろうとしなくなります。
・育児のストレスや負担軽減
ベビーサインを通じて赤ちゃんがなぜ泣いているのか気づくことができる場面がでてきます。
『おっぱいが飲みたい。』『おしっこがでた。』など赤ちゃんがママに伝えてくれるようになります。
そうすることでママもすぐに対応でき赤ちゃんが早く泣き止んだり、落ち着くなどの効果が得られ育児の負担が減ります。
・親子の絆が深まる
ベビーサインを繰り返し伝えることで、自然とママが赤ちゃんに目を見て
話しかけることが多くなります。
赤ちゃんはママに話しかけられるととても幸せな気持ちになります。
話しかけることで親子の絆が深まります。
2.ベビーサインとは?
まだうまく話せない赤ちゃんとお話しする育児法で
おしゃべりする前の赤ちゃんとママとのコミュニーケーションの一種です。
簡単に言うと、赤ちゃん用の手話
3.ベビーサインを始める時期
生後半年頃のお座りができる頃から1歳半頃がおすすめです。
半年より早くてもサインを伝えることはできますし、1歳半より遅くてもサインをどんどん覚えることが
サインも返ってくるのが早いです。
うちの子どもは始めるのが遅く1歳半頃から始めましたが、1回目のレッスンでサインが返ってきて
驚きました。絵本のサインを習ってお歌を歌いながら絵本のサインをしていたのですが、
子どもが手をゆらゆらしており、先生が絵本のサインをさっそくしてくれてますよと教えてくれました。
大人のようにはっきりはできませんが、子どもなりの手でサインを出してくれていました。
その子供からのサインにママが気づくことが大事なんだと実感しました。
4.ベビーサインの覚え方
普段の生活で赤ちゃんに話かける時にサインも一緒に教えるだけです。
繰り返し繰り返しお話する際に、ママが赤ちゃんにサインを見せてあげます。
そうすれば赤ちゃんはみんなベビーサインを返してくれます。
ママが伝えたサインでなくても、赤ちゃんなりのサインで返してくれるので
毎日赤ちゃんを見ているママはきっと気付いてあげられると思います。
赤ちゃんなりのサインがある場合は、そちらのサインを親子だけのサインとしてもちろん大丈夫です。
本に書いているサインと違うからとわざわざ教える必要はありません。
ママと赤ちゃんの二人がコミュニケーションをとる手段なので、二人の間で通じるサインでOKです。
始める月齢や個々のスピードによりサインが返ってくるスピードはもちろん違います。
友達の子どもはサインを覚えたのにうちの子からはサインが返ってこないと
他人と覚える速度を比べたりするものではありません。
5.ベビーサインを教えるとき、気をつけること
・焦らない、やり続ける
赤ちゃんがなかなかサインを覚えてくれなくても、焦ることなくゆったりとした気持ちで続けることが大切です。「そのうち覚えてくれればいいな」くらいのつもりでやっていた方がママのストレスにもなりません。
・赤ちゃんの目を見て行う
赤ちゃんがよそ見をしているときや、他のものに集中しているときではなく、赤ちゃんと向き合いママと目が合っているときに行うのがオススメ。ママのサインに興味を示し、声を出して笑ったりするなど、なにかしら反応を返してくれることもあります。
・普段の会話にサインを取り入れる
わざわざベビーサインを教えるための時間をつくるのではなく、ママと子供の日常の会話の中にサインを取り入れるだけで十分です。例えば、「そろそろミルク飲もうか」と赤ちゃんに話しかけるときに、ミルクを飲むというサインをしながら話しかけるだけです。子供は同じサインを何度も見ることで、自然にサインを覚えてくれます。
6.ベビーサインの始め方
○本でベビーサインを勉強する。
○ベビーサイン教室に通う。
ベビーサイン教室とは?
私はベビーサインに興味をもちとりあえず本を買って勉強してみました。
しかし、一人ではなかなか覚えることもできず子どもに伝えることができなかったので、
お教室の体験授業に参加してよさそうだったので通うことにしました。
お教室では1回の授業が60分なのですが、ずっとサインをやるわけではなく、
お歌を歌ったり、手作りおもちゃを作ったり、絵本を読んだりと内容としては
子どももママと一緒に楽しめる内容でとても満足でした。
1回60分のレッスンが月1回あり全6回レッスンがワンセットとなっており、
毎回下記のように様々なサインを教えてもらえます。
1回目 ベビーサインの基本、食事のサイン
2回目 ベビーサインを見せるコツ(1)、ねんね・お風呂のサイン
3回目 ベビーサインを見せるコツ(2)、動物のサイン
4回目 ベビーサインの受け止め方、食事のサイン
5回目 ベビーサインの応用、乗り物のサイン
6回目 ベビーサインと絵本、感情のサイン
少しずつサインが増えていき、1ヶ月の間サインをまた子どもに伝えてみる感じで
ペース的にもよかったです。
7.ベビーサインとファーストサインの違いは?
主催している協会が違います。
ベビーサインはベビーサイン協会が主催しており、
ファーストサインはロイヤルセラピスト協会が主催しています。
ベビーサイン教室を開いているベビーサイン協会はベビーサインに特化した協会です。
また、アメリカで発症したベビーサインに基づいておこなっています。
ファーストサイン教室を開いているロイヤルセラピスト協会は、ベビーマッサージ、ベビースキンケアをメインで
行っており、ベビーサインを日本向けに協会独自に解釈、アレンジしています。
「ベビーサイン」はたくさんのサインを赤ちゃんに伝えることで、
ママとの豊かなコミニュケーションをとることが目的であるのに対し、
「ファーストサイン」では、ベビーマッサージによるスキンシップの延長のようにサインが位置付けされており、
母子の関係性を深めていくのが目的です。
そのため、「ファーストサイン」では、赤ちゃんに覚えてもらうサインの数は必要最低限といったイメージでした。
せっかくならたくさんのサインを使って子供とコミュニケーションを取りたかったので、私はベビーサインにしました。
8.さっそくベビーサインをはじめてみよう
最初は『おっぱい』『おしまい』『ねんね』など簡単なサインでよく使うものから始めてみましょう。
まずママも赤ちゃんもサインに慣れることからスタートです。
ママもサインに慣れるまでは、サインをやることを忘れてしまうことがあると思います。
その時は焦らず途中で子供にサインを出しても大丈夫です。
ベビーサインはイヤイヤ期に子どもが言いたいことが伝わらない時などにも、 効果があるようなので私としてはこれからが楽しみです。
私自身子どもがよく泣く子なので本当に育児に苦戦しました。 もっと早くベビーサイン教室に参加しておけば、意思疎通できて少しは子どもの想いを理解してあげれたのかなと
思っています。
過去はどうしようもないので、これから少しでもお互いのコミュニケーションのツールとして
うまくベビーサインを育児に取り入れていけたらなと考えています。 みなさんもベビーサインを取り入れることによってお子さんとの毎日が
楽しくなるよう応援しています。